若い時からの念願であったアコースティックギターをやれる時がきた。
でも、始めるにあたってどんなアコースティックギターを選んだら良いか分からないとうことはありませんか。
アコースティックギターは、弦の響きを電気的に増幅しないでボディーの共鳴振動で音を響かせるギターです。
「アコギ」とか「生ギター」とも呼ばれます。
アコースティックギターには、大きく次の3種類があります。
クラシックギター
弦の材質にナイロン、フロロカーボンなどを使用したギターです。
昔はガット(動物の腸などから作られた弦)を使ったことから、ガットギターとも呼ばれます。
このギターは、ナイロン弦なこともあって、 厚みのある温かな音を奏でるのが特徴です。
主にクラシックの演奏やボサノバ、フラメンコなどに良く使われます。
その他に構造的にも違いがありクラッシックギターのネック幅は52mmになっています。
(フォークギターのネック幅は48mmです。)
フォークギター
弦の材質にスチールを使ったギターです。
シャープな切れのある音を奏でるので、ポップス、ロックなどに使われます。
クラシックギターもアコースティックギターの一種ですが、現在はフォークギター=アコースティックギターの意味で使われることが多いです。
ミュージシャンの多くが使っているギターです。
エレクトリックアコースティックギター
エレクトリックアコースティックギターは、エレアコとも呼ばれます。
ピックアップを付けることによって、アンプで増幅して大音量で鳴らすことができるギターです。
アコースティックギターの選び方
大きな会場でアンプを使わないで、演奏するのを目的とするのならクラシックギターかフォークギターを選ぶことになります。
この他に選ぶにはサイズの種類がありますが、サイズの種類については別ページで紹介します。
大まかな傾向としては、ボディーが大きいほどダイナミックな音になりボディーが小さいほどまとまりがあり繊細な音になります。
クラシックギターかフォークギターか選ぶには、やはりどんな音を出したいのかで選びます。
あとは、値段の要素になりますが1万円以下の安いものはあまりおすすめできません。
これから始めようとするギター初心者の方は、2~5万円クラスの中から気に入ったギターを見つけることをお奨めします。
分からないところは楽器店の店員さんに聞いて、納得のいくものを選ぶことが飽きのこない秘訣です。
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